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Like the Shining Moon

(Fair use statement: Original Japanese lyrics by Superfly, English translations by Fujikun. I write this blog for educational purpose.) 輝く月のように  (By Superfly) Like the Shining  Moon (English translation by Fujikun Cafe) 輝く  ( かがやく ) : to shine (verb) 月  ( つき ) : the moon 輝く月  : the shining  moon のように  : like that 月のように  : like the moon 輝く月のように  : like the shining  moon No matter how much I thank you, it will never be sufficient. So,  I will stare back at you from my whole heart, like  the shining  moon  from the light of the sun in the night does so. どれくらい  : how many, how large, how often, how much, etc. 感謝 ( かんしゃ ) : thanking  したって  : even if you do it 感謝したって  : even if you thank him/her どれくらい感謝したって  : no matter how much you thank someone 足りる  ( たりる ) : It is sufficient. 足りない  : It is not sufficient. から  : because of...

箸術

箸術 ある時、日本で新しい格闘術を創始した男がいた。これは、彼が2017年に執筆したストーリーである。   第一話: 秘伝の格闘術 第二話: バイタルチェック 第三話: 蝿との格闘 第四話: ピアノ弾きの少女 第五話: 五十肩 第六話: J.J.道場 第七話: 準備運動 1. 秘伝の格闘術 其れは、2007年の、ある猛暑の日だった。私は自宅の絨毯の上で、昼寝をしていたとき、何者かの殺気に気付いていた。どうやら、何者かが密かに侵入したらしい。私は耳を欹て、その者の立てる音に意識を集中した。ゆっくりと目を開き、顔を右側に向けた時、奴が見えた。 私は寝床から飛び上がり、台所に駆け込み、ある武器を手にした。私が手に握っていたのは、その武器とは、一膳の箸だった。私は熾烈な闘いを経て、やっとの思いで敵に打ち勝った。私は箸で奴を屋外に摘み出した。闘った敵は、あのハワイアン・ジァイアント・センテピーディに匹敵する程の巨大な百足だった。 私は闘いに勝利した。しかし一方、私は人差し指に、深い痛手を負っていることに気がついた。そして皮膚は、赤く腫れ上がっていた。問題は、武器の長さに有った。そう、私の箸は敵よりも短かったのだ。その日、私は新しい格闘術を創始し、それを、「箸術」と名付けた。 2. バイタルチェック 私は、巨大な百足と闘い、人差し指に深手を負ってしまった。その為、フォローアップも含めて、数回に渡って、医者に通う事になった。 ある朝、医者の所で、看護師が私のバイタルを測定していた。「血圧を測りますので、ゆっくりと呼吸して下さい。」私は右腕を伸ばして、親指を握り締めた。「はい。では。」 彼女が数値を読み上げた。「はい、上が180、下が100です。」私は微笑んだ。「良いですね。」 彼女も微笑んだ。「もういっかい測りますよ。はい、ゆっくり呼吸して下さい。」 私は深呼吸した。 「今度はどうですか?」 彼女は首を傾げた。「今度は、90と、60、おかしいなぁー。」私は言った。「良いと思いますよ。全然問題無いです。」 看護師が私に尋ねた。「ところで、さっきから何やってるんですか。」私は答えた。「これ、息吹ですよ。私は箸術の師範をしてるんです。」 看護師は目を大きく開いた。「何ですか、それ?」私は説明した。「これは格闘術の特別な呼吸法なんですよ。剛柔流空手をしている友人に教えてもらいまし...